セグメント配信ってなんですか?
どんな風に使えばいいのーーー?
LINEのセグメント配信とは、友だちの属性や行動を分けて、
興味のある人だけにメッセージ配信すること。
簡単にいうと「絞り込み配信」のこと。
このセグメント配信、じつはLINE公式アカウントでもできるんです!!
が!!実際のところあまり使えないのが現状…
そこでLINE公式アカウントとLステップのセグメント配信はその性質は似て非なるものなので、
それぞれの特徴をお伝えしながら、具体的な活用法をお伝えします!!
- LステップとLINE公式アカウントのセグメントの違い
- セグメント配信のメリットと活用法
- LINE公式アカウントのセグメント配信の設定方法
- Lステップのセグメント配信の設定方法
セグメント配信を理解することで配信数の節約になり、お客さまにとっても必要な情報、
欲しい情報だけが届くのでブロック率が下がるメリットもあります!
まだセグメント配信を取り入れていないという方やいまいちセグメント配信について理解できていないという方は、この記事を参考にぜひセグメント配信を取り入れてみてくださいね!
セグメント配信とは?
セグメント配信とは、一斉に全員同じ内容のメッセージを配信するのではなく、
あらかじめ得たお客さまの情報から、お客さま一人一人にあったメッセージを配信する方法です。
一斉配信では、配信したメッセージに興味のない人にまで送ってしまうため、
ブロック率や成約率の低下にもつながります。
例えば、アロマトリートメントサロンで「産後ケア」のご案内をしたとします。
もし、男性のお客さまがいた場合、産後ケアのご案内は男性のお客さまにとっては全く関係ないので、一切興味はないですよね。こういった自分に関係のない配信ばかり届いていると、男性のお客さまはやがて、LINEをブッロクしてしまいます。
一方、セグメント配信を利用すれば、男性に産後ケアのご案内を送ることはありません。
産後ケアが必要な小さなお子さまがいる女性だけへ配信したり、年齢で絞って更年期で悩みはじめた女性へ向けたケアのご案内もできます。またそれぞれのお悩み別にクーポンや特典をお配りすることもできます。
このようにお客さまの属性をあらかじめグループ化し、
興味・関心・悩みにマッチしたメッセージ配信ができるのがセグメント配信です。
LINE公式アカウントとLステップのセグメント配信の違い
セグメント配信はLステップだけの機能と思いがちですが、
じつはLINE公式アカウントにもセグメント配信はあります。
ですが、先述したとおり、中身は全く別物!!
LステップとLINE公式アカウントそれぞれのセグメント配信の特徴について解説していきます。
LINE公式アカウントのセグメント配信の特徴
LINE公式アカウントのセグメント配信で絞り込める内容は下記の6つ。
- 性別
- 年代
- 居住地(都道府県)
- 利用しているOS(iOS、Androidなど)
- 友だちになってからの期間
- オーディエンス(手動で設定するタグや過去に配信したメッセージを開封したユーザーなど)
みなし属性での絞り込み
①〜⑤は、LINEが独自で判断した「みなし属性」となっています。
このみなし属性とはユーザーのLINEスタンプ購入履歴やお友だち登録しているLINE公式アカウントなどの情報に基づいて判断された推定情報。つまり、100%正確に絞り込まれているわけではない、ということ。
しかもこの属性で絞り込むにはターゲットリーチ数が100人以上必要。
さらにこのターゲットリーチ数は3日前のデータをもとに絞り込んだ条件で
対象となるユーザー数が100人以上でなければ使えないということです。
みなし属性でさらに絞り込んだユーザーが100名以上となると、あまり絞り込めていない気がする…
オーディエンスでの絞り込み
⑥のオーディエンスから絞り込める方法としては、
- クリックリターゲティング(過去に配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザー)
- インプレッションリターゲティング(過去に配信したメッセージを開封したユーザーを対象にしたオーディエンス)
- チャットタグオーディエンス(チャットに手動で付けたタグを対象)
(詳しくはこちらを参照→LINE for Businee「オーディエンス」)
このオーディエンスで絞り込んで配信する場合、オーディエンスの掛け合わせ結果が、
”50人以上”かつ、”各オーディエンスに含まれる有効な友だちが50人”でなければ利用できません。
オーディエンスが重複する場合は、もちろん1ユーザーとしてカウントされるため、
もともとお友だち人数が少ない場合はオーディエンスでの絞り込みができないということです。
Lステップのセグメント配信の特徴
Lステップのセグメント配信は、LINE公式アカウントの絞り込み配信とは異なり、
絞り込める条件が細かく設定でき、さらに友だちの人数に関係なく、配信することが可能です。
また「みなし属性」ではなく、年齢や性別などの基本的な情報から、どのルートでLINEに登録したかなど、ユーザーの行動やアンケート結果などをもとにより正確な情報で配信することが可能です。
Lステップのセグメント配信のメリット
セグメント配信は、お友だち全員に同じ内容を配信する一斉配信とは異なり、
友だちの興味・行動・関心にあわせてメッセージを配信することができるのでメリットがたくさんあります!
- 細かく絞り込みができる
- ブロック率の低下を防げる
- 配信数の削減ができる
- 成約率の増加が見込める
細かく絞り込みができる
LINEはお客さまと1対1でチャットができるのですが、
どうしても多くの人に配信しようとなると一人一人に合わせた配信が難しくなります。
ですが、Lステップならお客さま一人一人に個人ページを作成し、アンケート結果や行動などをもとに自動でダグを付けられるのはもちろんのこと、その情報をもとに興味や関心にあわせたメッセージの配信ができます。
したがって、一斉配信であっても、お客さま一人一人に合わせた配信ができるので、
まるで1対1で対話をしているかのようなメッセージ配信ができます!
ブロック率の低下を防げる
Lステップのセグメント配信を使ってより絞り込んだ配信をすることで、
お友だちに「自分には関係ない」と思わせるような配信を避けることができます。
例えば先ほどのアロマトリートメントの例で「産後ケア」のメッセージを配信した場合、
男性にとっては「このLINEは女性向けだから自分には不要だからブロックしよう」と思われるかもしれません。
逆に男性向けに「腰痛ケア」に関するメッセージとクーポンなどを配信すれば、
有益な情報だと判断され、ブロック率の低下につながります。
配信数の削減ができる
LINE公式アカウントはメッセージの配信数によって料金が異なります。
そのため、毎回一斉配信をしていては、必要のない人にまでメッセージを配信をすることになり、
費用コストがかかってしまいます。
Lステップではユーザーの行動を細かく分析し、お客さまにあった配信ができるので、
メッセージが不要な人や購入しないだろうな、という人にはあえて配信しないことで、
結果として配信コスト削減につながります。
成約率の増加が見込める
セグメント配信を上手に使うことで、商品やサービスを購入する見込み客へのアプローチができるようになります。
例えば、アンケートで「腰痛がある」と回答した人に、腰痛改善コースのご案内とともにクーポンを配信すれば、お申し込みまでの導線がスムーズです。
逆に、腰痛持ちではない方全員に配信すると成約率が下がるだけでなく、
配信メッセージ数も増えてしまうため、コストもあがり、ブロック率も増えてしまいます。
Lステップのセグメント配信はこんな人におすすめ
- 商品やサービスを複数持っている
- 商品によって、ターゲットとなるお客さまが異なる
という方は、Lステップのセグメント配信を使うことを超絶おすすめします!
私の場合でいうと、アメブロ・インスタ・LINEと3本の柱がありますが、
属性で絞るなら…
- アメブロだけやっている人
- インスタだけやっている人
- アメブロとインスタをやっている人
- アメブロとLINEをやっている人…
のように属性だけでも複数絞れます。
最初にアンケートを取ることで、アメブロに興味のある人はアメブロの情報を、
インスタに興味がある人にはインスタの情報だけを…
というようにお客さまの興味があることに対して配信ができるので、これを活用しない手はありません!
まとめ
LINE公式アカウントのセグメント配信では、絞り込める条件が少なく、
かつターゲットリーチ数が必要なので、細かく絞った配信はできません。
一方、Lステップのセグメント配信では、お客さまの情報に加え、悩む・興味・行動に合わせた配信ができるので、よりお客さまに寄り添ったメッセージの配信をすることができます。
Lステップのセグメント配信を上手に活用することで
- ブロック率の低下を防げる
- 配信数の削減ができる
- 成約率の増加が見込める
ということも可能になりますので、LINEを使って集客している方、
特に一人一人丁寧に寄り添っていきたいと考えている女性起業家にとっては、「お客さまに合わせて配信する」というスキルは必須になりますので、ぜひこの記事を活かしてあなたのビジネスに活かしてくださいね♡
もしLステップを使ってセグメント配信をしたいけど、Lステップって何?どうやってやるの?
時間もないし、全てお任せしたい!!という方はLINEでお気軽にメッセージをお送りくださいね♪